I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

REXシーズン2#6のこと

イメージ 1REXシーズン2 #6
第6話「盲目の証人」
Die blinde Zeugin(原題)


海外ドラマを見ていると、その国の文化、歴史、風土、社会的背景などを把握していないと全体像が掴めないことが時々出てくる。同時に興味を持つきっかけになって面白いな~とも思う。
今回のエピソードは、そんな事件だった。

ドイツから来た一人の男。彼はホテルの交換台に電話している最中に、部屋に訪れた何者かに射殺される。ドイツ人の男と電話で話していた交換台の女性は、受話器越しに一部始終を聞いていたのだが…。


さて、モーザー&REXの楽しい朝の風景。
今回は、モーザーがパーカー&ジーンズ姿で登場(個人的に大好きなスタイル!)。
庭付き一軒家に引っ越してから、自然を満喫している風景がたくさん出てくる。
今日は、出勤前に二人でバスケしてるのよ。REX用の小さいバスケットボールで。
背の低いREX用のゴールを作ってね(かわいいの~)。
モーザーが持ってるボールを取ろうと必死になるREXが、演技ではなく本気に見えるところもすごかったな~。
思いっきりモーザーを突き飛ばしてたからね。
モーザーはそのはずみで転んで腰を打ったよう…(ちょっぴり太りぎみなので腰が心配)。
そして、お約束のシュトッキーから事件の連絡。

現場のホテルに到着すると、モーザーはREXにロビーで待つように指示。
きちんとお座りしてるREXだったが、気になる物が目の前に…。

ホテルの売店に犬用のクッキーや水が用意されてるのね。器を置くスタンドも、犬の大きさに合わせて高さが変えてある、なんだろう、これ…。
犬をロビーでおとなしく待たせておく仕組みなの?それとも、サンプル?
私は犬を飼ったことないので初めてみるんだけど、ホテルにはどこにでもあるのかな…。
知ってる方いたら教えてください!

さて、そのクッキーを目にしたREXは思わずよだれ…。
迷わず食べ始めるREXだけど、なぜか売店の人に睨まれるのよ! 
REXは「なんだよ、文句あんのか!」って吠えるの(笑)

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事件は、交換台の女性の証言から、スロバキアとの関係が浮上する。
被害者の男がホテルに預けていたカギは、貸金庫のカギと判明、モーザーとシュトッキーは銀行へ行き金庫を開けた。
中に入っていたものは、瓶に詰められた濁った水と土。瓶には日付と「レシチェ」と書いたラベルが貼られていた。
被害者が持っていた水と土からは青酸カリが検出され、彼の会社が産業廃棄物を不法投棄していた場所のサンプルを証拠に内部告発をしようとして殺されたのではないか、という仮説が浮上。
急遽、モーザーとシュトッキーはスロバキアへ行くことに。
一方、犯人は殺人の一部始終を交換台の女性に聞かれていたことを知り、彼女を殺そうと画策していた。


さてさて、シーズン2からお約束シーンがもう一つ増えたのよ。
REXとソニアの攻防だね~。
今回は、モーザーとソニアがデートで外出するのを阻止!
「おまえは連れて行けないって言ってるだろ」
と連れないモーザー。
「くぅ~~ん」
と悲しげな声を出すREX。
ソニアはREXの機嫌を取ろうとして、小さいラグビーボールであやすが、「ふんっ」
と言ってドアを開けて出て行ってしまう!

そして、REXは玄関に置いてあるタンス(これ、ペンキを塗ってる途中)を倒してドアを塞いでしまうのだ。これで二人は外出できないってわけ。
今回は、REXに軍配だな!

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事件の続き。
スロバキアという国が出てきた時点で、重~い気持ちになったんだけど、ドラマのセリフに「産業廃棄物を東欧の小さな村に不法投棄することはよくある話」と出てくる。
今回の事件は、ドイツの車部品メーカーが、ウィーンの悪徳運送会社に依頼して、産業廃棄物をスロバキアに捨てる。さらに、捨てられた村の村長は、ウィーンの運送会社からワイロを受け取り、見て見ぬ振りをする。
結果、村の住人たちに健康被害が出ているにも関わらず、どこにも訴えられないという図式である。

まったく、とんでもない話だ。
ウィーンから高速で30分でスロバキアの国境に到着する事を考えると、こういう事件は多々あっただろう。
ドラマは18年くらい前の話だけど、今でもありそうな話だな…。

しかし、モーザーがこんなことを許しておくはずはないのである!
徹底的に捜査し悪人どもの尻尾を捕まえるためヘララーも動員して、現行犯逮捕したのであった! 



あれ、今回はREX大活躍…じゃなかったね…。

いやいや、そんなことはありません!
実は、別行動を取っていたのです!

スロバキアに同行させてもらえなかったREXは、その間、交換台の女性が面倒みてくれることになったのだ。REXが盲導犬代わりになるだろうと言ってモーザーが預けたのである。
ちょっぴり寂しそうなREXだったけど、彼女がやさしくてステキな女性だったから、すぐに仲良しになったね。
散歩したり、階段上ったりする時も献身的に援助してたし、一緒に遊んだりして、モーザーの時とはまったく違う顔のREXを見た気がした。物腰が柔らかいし歩き方もゆったりで。
もしかしたら盲人の役をやってた彼女、本当に盲人の方かも。

モーザーたちは犯人を追い、REXは命を狙われてた彼女を警護したってわけですね。
初めてモーザーと別行動を取ったREX、最後はしっかり犯人逮捕、やっぱり大活躍だったね!

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