Il commissario Rex マルコ&レックス ☆Season 1
Episode 2☆Circolo vizioso (2023/12/11放送)
🇮🇹ローマ版REX、どんどん先に行ってしまい😂ついていけなくなってる。
毎日21時から2本連続、見終わったあとの疲労感がすごい。
これ、🇨🇦版REXの時には考えられない疲労感だ。
理由の一つは、イタリア語。
🇨🇦版REXは英語だから少しは理解できる。必死に字幕を追うこともない。
しかし、イタリア語はまったくわからないから、片時も目を離せない。
眼精疲労だな。
もう一つは、🇮🇹ローマ版REXの内容の濃さ。
🇨🇦版REXは、シンプルで穏やかで優しい風景の中で進んでいくので、癒し効果もあった気がする。
しかし🇮🇹ローマ版REX、内容が濃いのだ。
人物描写、犯人の人間性やら、ローマ署の面々の過去やらなんやら。
そんなことが縦横無尽に出てきて、さらに事件解決のためにREXが走る。
とにかく濃い。
加えて、画面のデザインが美しい。
バックに流れる音楽もいい。
どれもこれも五感に響く。
さらにさらに、マルコがいつもケガをするか、危機に遭遇している。
そのたびに、REXは走り必死になる。見てるこっちまで必死だ。
いい意味で🇨🇦版REXはのんびり見られて癒されたね〜。
🇮🇹ローマ版REXは疲れるけど、質の高いクライムサスペンスというべきか。
さて、🇮🇹ローマ版REX第2話。
前半はちょっと楽しい展開だったのよ。
事件の内容はこちら
新しい警察署に異動したマルコは、ローマ市内で発生した死体遺棄事件を担当する。被害者はパブの店員をしている女性で、何者かに絞殺された跡があった。カルロは被害者が働いていたパブの経営者や同僚に話を聞く。一方、マルコが発見した被害者の手帳からは、被害者が何度も富裕層向けのクラブに行っていた記録が見つかる。マルコは警部補のモンテロッソと相棒のレックスとともに、会員限定のクラブで潜入捜査を行うが…。
この「潜入捜査」が楽しかった!
マルコが社長、モンテロッソが秘書、という設定。二人はフランス人。
モンテロッソは知ってる限りのフランス語を使い、新聞のLe Mondeまで読み始める。
マルコが訝しげに、
「フランス語、読めるのか?」と尋ねると、
「単語は読める」と答えるモンテロッソ。
実際モンテロッソはマルコの部下の設定、でもどう考えてもマルコの方が若い。
そんなモンテロッソは、心底マルコを尊敬している。
この人間関係がすごくいいんだな。
さて事件は、どうやらクラブの女支配人が絡んでいる雰囲気。
そして、マルコは彼女に一目惚れだ。
彼女から情報を聞き出すため、マルコは接近していく。
一方、REXの首輪には遠隔カメラを装着して、女支配人にへばりつく。
しかし、途中でカメラに気づいた彼女は、REXをマルコの元に返すのだ。
そして…。
警察署のラウラ(IT担当)とカルロは女支配人が事件に絡んでいることを突き止める。
マルコにそれを伝えようと電話をするが、女支配人によって切られてしまうのだ。
マルコは、女支配人に誘われて彼女の家に泊まったのだ。
なんと、マルコがモーザー化🤣🤣🤣
こんな簡単に女の家に泊まっていいの?
マルコの本音は、彼女が好きになったからだけど、これは彼女の罠だった。
彼女はマルコを銃で撃ち、洗面所に閉じ込めてしまう。
REXはバルコニーに締め出されていて、必死にドアを開けようとするが叶わず。
しかし、小窓を見つけてそこから部屋に入るのだ。
マルコを無事救出、二人でクラブへと急行する。
犯人はクラブ会員、IT関連の天才で大富豪になった男。
突発的に女性を殺害してしまって、あと処理を女支配人にやらせたのである。
そして彼女はそれを元に犯人を脅迫、結局のところ殺された。
今回の事件は短絡的な殺人事件で、面白みには欠けたが、マルコの人物紹介機能としては面白かったよね。
女に弱いマルコ。
REXはすでに諦めの境地。
ヤキモチを焼くシーンは出てくるのか?
ラストシーンは悲しかった。
一瞬でも好きになった相手が犯罪に加担、最後は殺された。
マルコは力なくREXとともにその場を去る。
二人の後ろ姿でエンディングテーマ。
前途多難な二人を暗示するかのようなエンディングだった…。
さぁ、次回第3話でマルコ、いきなり大ピンチ😱😱😱