REXシーズン1
第1話「刑事犬の誕生 前編」
Endstation Wien Erster Teil(原題)
待望のシーズン1の再放送!
嬉しくて2回も見てしまった!
もやもやしていたことも、第1話を見てすっきりしたし、何と言ってもシーズン4(モーザー警部が殉職した後のシリーズ)に比べてREXが画面に出ている時間が長い!
個人的な感想だが、シーズン4は、モーザーと交代したアレックス(ゲデオン・ブルクハルト)が中心の脚本で、REXは準主役という感じ。それとREXを演じていたReginald君が年齢的にも走るのが大変になってきて出番を減らしてたのかもしれない。
とにかく、この第1話。
初っぱなから、REXが走る、飛ぶ、撃たれるの大活躍なのである!
事件は、ロシア経済省の高官が、シュテファン寺院の向かい側にあるハース・ハウスのカフェで爆弾で殺されることから始まる…。
もう最初っからウィーン名所案内で、これにも感動しちゃったよ!
シュテファン寺院は冒頭いつも出てくるんだけど、ガラス張りの外壁にシュテファン寺院を映し出す、豪華なハース・ハウス。ここ、実際にロケしているんだよね~。すごいよね~。
『オーストリアのスター建築家ハンス・ホラインの設計。旧市街心臓部の歴史的建築と好対照を示す現代建築は、本来デパートとして設計された』とのことで、ここを爆破しちゃうんだよね!
え~!!って感じだったけど、爆発のシーンはセットで撮影してるよね~。
でも黒こげの人間が落下するところは、実際のハース・ハウスから落ちてるから、すごい~。
ここで、REX登場です!
まだ刑事犬ではなくて、制服警官に連れられ警察犬としての登場だ。
二人は犯人を発見、しかし、応援が駆けつける前に銃撃戦になり彼は銃弾に倒れる…。
犯人を追うREXもまた撃たれてしまうのだ…。
そこにモーザー登場!
危機一髪で犯人を撃って逮捕する。
しかし、制服警官は助からなかった。
彼の遺体を乗せたタンカ(タンカというかアルミ製みたいなフタがついてる棺桶みたいなもの)に寄り添い、うなだれて、びっこをひきながら歩くREX。
REXを気遣うモーザー。
「REXは、その後どうなるんだ?」とモーザーは、制服警官に尋ねた。
「さぁ…。昔、同じような経験をした犬が、その後、使えなくなったことがあったけど…」
「それで?」
「安楽死させましたよ」
主人を失い悲しみと不安でいっぱいのREXは檻に入れられ車で遠ざかる。
その姿を、モーザーはじっと見つめていた…。
第1話は話が長くなるので(続きは明日…)