BOSSという猫。
私はこれまでBOSSを含めて9匹の猫と暮らしてきた。
その中でもBOSSという猫の性格、行動には、今もって感嘆する。
他の猫とは別次元で生きていたようにも感じる。
*最近、異次元で云々というのを政治家がよく使ってるが、そんな感じ?🤣
目黒編で起きたBOSS養子騒動、あれも結局のところ、BOSSの性格ゆえに起きた事件であり、子猫の頃からのさまざまな事件、騒動は、やっぱりBOSSだから起きたとしか思えない数々の出来事。
改めて、BOSSにまつわるいろんなことをまとめようと思ってるが、まずはこれだ。
BOSS、子育てに参加!
LANAの出産後、子猫に執拗な興味を示すBOSSに対して、私は気が気でなかった。
子猫たちが小さいがゆえに、引っ掻いたり、噛んだりすればケガをするし、なんと言ってもBOSSの体はデカイ!一番大きかった頃で、7キロはあった。それだけに、パンチは破壊的で、目黒時代にケンカの帝王として君臨していたのも当然のこと。
この武勇伝はいずれ…。
間違えて、子猫の上に乗っかってしまったりしたら、窒息して死んでしまう、なのでBOSSを子猫には絶対に近づけたくなかった。
子猫たちがどんどん大きくなって、最初に用意していた産箱から、よじ登って、外に出るようになってからは、LANAの仕事がどんどん忙しくなる。どこかにすぐに行ってしまうので、子猫たちを連れ戻して箱の中に入れることで大わらわ。
もう我慢できん!
って感じで、とうとうBOSSが参加してしまうのである。
あーーーー、BOSSダメダメ!
子猫の危険を察知して、LANAが大騒ぎをするのではないか、とヒヤヒヤしていたら、LANAは冷静そのもの、BOSSが子猫をくわえて運ぶのをそのままにさせている!
BOSSはというと、若干慣れない感じで、子猫がキィ〜っというたびに、くわえていた口からポトっと落として、また恐る恐るくわえる。
そして、なんとか箱の中に戻す。
LANAと一緒になって子猫を追いかけて箱に戻すを繰り返すうちに、LANAが休憩し始めたのだ!
BOSSに任せて、自分は遠く離れて、ベッドの上で居眠りを始めた。
私は、BOSSの子育て参加にも驚いたが、LANAの手抜き子育てにも舌を巻いた。
BOSSを信用して任せて、自分は適度に休憩する、という連携プレー。
LANAの知恵には恐れ入る。
子猫が2ヶ月目に入ると、そろそろ離乳の時期になり、兄弟たちで勝手に遊び始めるようになる。
もともと、DONとBOSSの部屋はリビングで、LANAと子猫たちの部屋はベッドルームに分けていたのだが、ちょっとしたスキに子猫がリビングに入ってしまったのだ!
ヤバイ、DONちゃんが!
シャー〜ーーーー!
フウーーーーーー!
遅かったか!
DONの鉄のパンチが子猫を襲った。
びっくりした子猫は転がるように全速力で逃げ帰ってきた。
その後、子猫たちは二度とDONには近づかなかった。
これは、その後のLANAの教育が徹底していたと思われる。
DONは、子猫を目の敵にしていて、見るのもいや!というオーラをまとっていた。あの頃、本当に機嫌が悪かったな。
自分よりも可愛いものは許さん!という一貫した精神。
DONのそういう精神、それはそれで、私は尊敬している😃
一方BOSSは、子猫が可愛くて仕方がない様子。1日中子猫たちと遊んだ。寝るのも一緒。
不思議なBOSSとLANAの連携子育て。子猫たちの行く末は、また次回!
To be continued.....