昨日5月26日、国立競技場でラグビーリーグワン決勝戦が行われた。
シリーズ全勝のパナソニックワイルドナイツが優勢と思われたが、東芝ブレイブルーパスがリーグワン初優勝を飾った。全力でぶつかり合う両者を、私は自宅のiMacで観戦。
競技場のファンの熱量には劣るが、感動で涙が出たほどである。
そして、5月25日は今シーズンのラグビー観戦最後の日だった。
すぐにでも感想を書きたかったのだが、🇨🇦版セントジョンズREX『Hudson&REX』シーズン4初放送と重なり、大忙しの日だったのである。
こちらも改めてレビューを書くのでよろしくね!
チケット争奪戦でやっとのこと最前列をゲットしたのは良かったが、イーグルスエリアの席。
ウォーミングアップが始まった頃に席にいくと、目の前にデクラーク選手がいた。もちろん私の周囲は赤いシャツを着たイーグルスファンで、デクラーク選手に熱い声援を送っている。メンバーからは外れているデクラーク選手だが準決勝でもウォーターボーイとしてグランドに立ち話題になっていた。
私はリーグ戦の初観戦が三ツ沢ニッパツ球場で初めてデクラーク選手を観たわけだが、それ以来だったので感動したのは言うまでもない。
ついつい、写真をいっぱい撮ってしまった😂😂😂
しかし、この日のサンゴリアスのメンバーには大ファンのNicolás Sánchezの姿はなく、メインスタンド上段の関係者席に座っていた。
Nicolásが試合に出ないときは、やっぱり少し力が出ない。
しかも昨日はイーグルス側の席で、小さくなっている私である。
ここずっと負けが続いているサンゴリアス。
3月23日の試合ではイーグルスに逆転負けをしている。
イーグルスの選手たちの方がのびのびと練習をしているように見えるし。
ファンとしては負けが続いていると、また負けるんじゃないのか…というネガティブなイメージが浮かび、どうにもならない感情に苛まれていたのである。
試合開始直後、イーグルスは松井選手のトライで先制点。
あ〜、やっぱり。
さらにネガティブになってきた。
周りのイーグルファンは、大歓声と拍手。
私の左隣のイーグルスファン夫婦は、恐ろしく大声で声援をして、私の耳元で拍手をする。
耳がキンキンしてきた。
右隣に座った若い男性は元ラガーマンのようで、私の席まで迫り出してくるほどの大男。
まったく、文字通り小さくなっている私である😭😭😭
前半はとにかくイーグルスペース。
私も負けずに応援したかったのだが、そのチャンスが巡ってこないのである。
前半は26対14、イーグルスにリードされ終わる。
後半始まってすぐにイーグルスがトライをして、33対14になった段階で、とうとう気分が悪くなってきた。太陽の日差しにもやられて頭痛がする。
あ〜、もうダメだ。
また負けるのかな。
そう思うと観ていられなくなり、席を立った。
帰ってから録画を見たら、トボトボと階段を登っていく私の姿が小さく映っているではないか!
まったくこんなことで一喜一憂するなんて、私にとっては摩訶不思議な体験だ。
どのくらいで席に戻ったのかまったく覚えていないのだが、スコアは33対28になっていた。
追い上げているじゃないか!
俄然、元気が出てきた私!
後半も残り5分くらいしかないって時に、サンゴリアス、同点に追いつく!
これはいけるかも!
そして…。
選手交代で登場した江見翔太選手が、ボールを持って全速力で私の目の前を走り抜けた。
私は悲鳴のような声で叫ぶ!
「えみちゃーん、行け〜!行け〜!」
黄色のフラッグをめちゃくちゃ振り回し、江見選手の後ろ姿を見守った。
感動的な江見選手のトライ!
そして、チェスリン・コルビ選手のコンバージョンキックも成功して、ノーサイド。
劇的な逆転劇を目撃した私は、感極まって泣いていた。
もう、こんなの信じられない!
泣いてる私が信じられない!
ここずっと意気消沈して秩父宮球場から帰っていたが、最後の最後、笑って帰れる。
さっきまで泣いていた私だが、すぐに笑いが込み上げてきたのである。
長くなるので, To be continued……