Servus! 皆さん!
本日は、オーストリア時間で7月11日。
Tobiasさんのお誕生日で~す☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
Alles Gute zum Geburtstag!
今週月曜から開催してきたTobias Moretti祭・最終日!
今回は、私にとって一番の旬の話題で締めたいと思います。
Tobiasさんの2010年の出演映画、
「Jud Süß - Film ohne Gewissen」
(ユダヤ人ジュス-良心なき映画)
について、語りたい!
この映画については、何度もブログで紹介してきたので「え~、また???」って思われる方も多いと思いますけど(爆)、何と言っても5月にREXロケ地探訪を果たしたmenhyakuさんが、ウィーンのおみやげとして買ってきてくれたDVDであり、また、それが私のお誕生日に重なったことといい、私にとっては特別な意味を持つ映画でもあるんです。
ウィーンの匂いがついてるDVDだし(笑)
で、今回はこの感想日記をたっぷりと…と思っていたのですが…。
ドイツ語+英語字幕の壁が立ちはだかり、今のところ3回視聴してるんですけど、詳細な歴史背景が今ひとつという個人的な問題もからみ、映画の中味を50%くらいしか理解してないと思われます…。
ただただ、Tobiasさん、超カッコいい\(^O^)/そして、セクシー(*^_^*)
そればっかりで、ホント情けない限り…。
しかし、おそらく日本に住んでる人で、この映画を観たって人、あんまり居ないと思うんですよ。
業界の人や現地に住んでる日本人ならともかく、私のような小市民(笑)は、見る機会もないわけで…。ま、Youtubeで見るってのは可能かもしれませんけど、それって邪道でしょ? DVDで観るのも邪道か(笑)
前置きはともかく、映画を観た個人的な感想と、ネットで見つけた評論も取り混ぜながら、ご紹介したいと思います。
しかし、日本での上映も、またDVDで発売される可能性も非常に低いと思うので「ぜひ観てください!」とは言えないところが辛いです…。
映画の内容は、以前の記事、Tobias Morettiさんのこと その2を参照してくださいね
まずは、ドイツ語も英語字幕も無視して映像を一気に観た感想。
プロパガンダ映画「Jud Süß」の主役に抜擢されたフェルディナンド・マリアンを演じるTobiasさんと、主演を交渉するナチス宣伝大臣ヨーゼフ・ゲッべルスを演じるモーリッツ・ブライプトロイ(Moritz Bleibtreu)がすごいんです!
トレーラーでもそのシーンはちょっぴり出てくるのでわかると思うのですが、この2人の気迫がすごくて、体がのけぞっちゃうんだよね…。
2人から火花が散る様子は、映画の中のマリアンとゲッべルスの攻防とともに、俳優Tobias MorettiとMoritz Bleibtreuの演技合戦のようにも見えてくるんですよ。
最初は、ゲッべルス役がなぜブライプトロイなのか?…と疑問だった。
彼はTobiasさんよりも10歳以上年下だし、ゲッべルス役にはちょっと若いんじゃないのか…と思ってた。
しかし、なんのなんの、ガチンコ勝負でしたよ。こりゃ参ったな~という感じ。
で、ブライプトロイは、監督・オスカー・レーラー(Oskar Roehler)の常連ということもわかった。だからかもしれないけど、のびのびと演技していたように思ったな~。
そして、もう一つ感動したのはフィルムの色。
レトロな雰囲気を出すためか、全体があせたような色になってて、しかも劇中でモノクロの映画シーンも出てくる。
その時代の雰囲気を出してて良かったね。
Tobiasさんの超ステキなシーンは、語りきれないほどあるんだけど、筆頭はピアノ弾き語りシーンですね!
Tobiasさんが唄う映画は、「Der Tanz mit dem Teufel - Die Entführung des Richard Oetker」があるらしいのですが、これも日本では観られません(泣)
ですから、この映画で初めてきちんと唄ってるTobiasさんを見たのよ!
これです! 1分過ぎあたりからご注目!
これは、Tobiasさんのエージェント『Agentur ContrAct』がアップした映画紹介のビデオ。さすが、エージェントだけにTobiasさんの魅力的なシーンをフィーチャーして見せてくれます!
監督はドイツで最も注目されているオスカー・レーラーであり、テーマはナチのプロパガンダ映画、その出演で苦悩し崩壊していく俳優・マリアンの人生。
ベルリン国際映画祭開催日前日にもは、TVで特番が組まれたくらいで、それほど期待されてた映画だったらしいんだよね…。
で、これがその時の特番だと思われます。
これは、以前にmay********さんからTobiasさん出演番組として紹介してもらった映像なんですけど、主演したTobiasさんを囲んで他の俳優さんたちも出席してますね。
でも、ほとんどTobiasさんが喋ってるところを見ると、この映画にTobiasさんが出演したことも、話題の一つだったんだと思う。
英語で書かれた評論がいろいろ出てたので読んでみたら、酷評された一番の理由は、史実に反した脚本、時代背景を読み違えてるなど、監督に対しての批判が目立つんですよ。主人公・マリアンの描き方が間違ってるとかね。
このあたりになると、現段階の私には理解できない部分。
やはり誰もが知っている歴史上の人物を描くことは難しいんだろうな。
監督の独自の解釈というのもあると思うけど、これだけ批判されてるところを見ると、やっぱり史実から、かけ離れた解釈をしたんだろうか。
こういう批判ばかりの記事を読んで、ちょっと悲しくなったんだけど、私としてはTobiasさんの渾身の演技が心に響いた映画であることには違いありません!
今のところ細かいセリフを理解できてないので、視聴は続きますけど(笑)しつこく紹介してきた「Jud Süß - Film ohne Gewissen」の感想日記、これにて終了\(^O^)/
そして、Tobias Moretti祭にお越し頂きました皆さん、本当にありがとう!
最後に、私の大好きなモーザーの映像で締めたいと思います\(^O^)/
これは、REXシーズン1第1話、モーザーとREXの最初のコンタクトというか。
ミヒャエルのお葬式で、見つめ合う2人。
その2人の様子を怪訝な顔で見るシュトッキー…。
モーザーがREXの頭をバラの花でポンポンと叩くところとか、細かい仕草のひとつ一つが、REXへの愛情を感じられて、とっても好きなシーンです。
Danke schön!