I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

Alarm for Cobra11 S11 #2 のこと

海外ドラマが日本で普通に見られるようになったのは、ここ10年くらいかな。
私がよく見るようになったのはスカパー!のFOXを入れてから。
それで「24」にどっぷり浸かってしまい、理想の男はジャック・バウアーというお決まりのパターンね。
しかし、アメリカ産のアクションドラマにそろそろ飽きてきた頃に出会ったのが、ドイツ産「Alarm for Cobra11」だったのですよ! 
若い頃のジャック・バウアーを彷彿とさせる、マッチョなGedeonにどっぷりの毎日というわけ。

●Alarm for Cobra11 シーズン11 第2話 Nemesis(原題) 復習の銃弾イメージ 1
クリスとゼミルの男っぷりがめちゃくちゃカッコイイエピソード!
※このDVDジャケットはレンタル版で、1話&2話が入ってる

☆エピソードの詳細(ありとあらゆる事)は、アウトバーンコップファンサイト へ
★ゼミルファンの方は、Semirマニアの洒落言 へ

前回の#1の記事で、私はこのドラマのド派手カーアクションを絶賛したのだが、メルセデスBMWが燃えてぶっ飛んで爆発してもストーリーが退屈だったら、こんなにハマッてない。車が爆発する場面見たかったら、ナショジオディスカバリーのリアル番組で事足りるわけだ。


今回の第2話。私の一番のお気に入りエピソード。
二人の男たち(クリスとゼミル)が苦悩しながら、お互いを信頼し始めるという過程を、エルドゥアン・アタライ(ゼミル)とゲデオン・ブルクハルト(クリス)が見事に演じている。
もう、涙なくして見れません!

冒頭、クリスが「タバコを辞めた」とゼミルに話す、ほんわかあったかいシーンで、相棒としてうまくいってるなのかな~と思わせるのだが…
事件発生後、クリスは潜入捜査官時代の元相棒が絡んでいると主張。しかもそいつは2年前に死んだはずの裏切り者だったのだ。しかし状況証拠だけで、隊長(女の隊長!)もゼミルも、クリスの言うことを信用しない。クリスは孤立無援状態。

ゼミルがクリスに説明を求めて腕を掴むと、それを激しく振り切るクリスの態度が、誰にも信用してもらえない孤独と怒りと悲しみがにじみ出ていて、胸がきゅ~っと痛くなる。
ゼミルは、そんなクリスを信じようと努力するが、確信が持てない。
挙げ句の果てに、クリスは事件から外されてしまうのだ。

途中、クリスの潜入捜査官時代がフラッシュバックされるのだが、拷問とか麻薬を打たれたりというのは「24」のジャックと重なったりして…。
過去をひた隠しにしているクリスの孤独が哀れで悲しい。
そして、クリスの棘だらけの心を真っ正面から受け止めようとするゼミルの男っぷりにほろりとなる。

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そして、とうとうクリスは死んだはずの元同僚・裏切り者を追い詰め、銃口を向けた。
ゼミルは「やるべきことをやれ。わかったな、相棒」という。
そして、銃声一発。
空港の屋上で、真っ青な空を仰ぐクリス(すごくきれいなシーン!)。

男たちの友情が、ここから始まる…
っていう感じのエピソードで、こういう展開にすごく弱い私。
この後、二人はどうなるの~?とワクワク感でいっぱいになるエピソードでした!



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