●In bester Absicht(原題)新コンビ・最初の事件
シーズン11の第1回、クリス&ゼミルのコンビが誕生して最初の事件のお話。
☆エピソードの詳細(ありとあらゆる事)は、アウトバーンコップファンサイト へ
★ゼミルファンの方は、Semirマニアの洒落言 へ
私がこのドラマにハマった一番の理由。
それは、車がバンバンぶっ飛んで、ぶっ壊れて、燃えて、爆発するところだ。
確かにクリス役のGedeonはカッコイイし、ゼミル役のアタライさんも魅力的。
だけどカーアクションはそれ以上だと、私は思っている。
いやしかし、車が爆発してる中を走ったり転がったりしてるクリスとゼミルがそこにいるから、絵になるんであって、やっぱり二人と車がなくっちゃダメなんだけどね。
毎回、趣向を凝らしたカーアクションが冒頭に登場するわけだが、この第1回はぶっ飛んだ。
実質この作品は「Alarm for Cobra」を見た最初のエピソードだったので、予備知識はあったものの、のけぞってしまったのである。
犯人を追跡するゼミルの車(この時は一般人の車を借りて追跡)に、犯人の無謀な運転に翻弄された他の車が次から次へと飛んでくるのだ。宙を飛んで3回転くらいしてるのもある。
最後は、トタン屋根のようなでっかい鉄板を積んだトラックのロープが切れて、そのトタンがブンブン飛んでくる。その1枚がゼミルの車のフロントガラスを直撃、車を貫通してしまうのだ…。
運転席のゼミルはどうなった???
ま、主人公だからね、死ぬわけないとは思って見てるけど、一歩間違えばギロチン状態ですから。
●以下、「アウトバーンコップファンサイト」からの引用
贅沢にも1話あたり25万ユーロ(約3000万円)がカーアクションに使われている。
具体的には5台から20台の車がスクラップにされ、番組のスタート以来500台以上の「中古車」がスクラップにされた。(独TVandSeriesのサイトの2003年頃の文章を参考にしています)
この写真はこのエピソードのものじゃないけど、すごいでしょ?
それと、このドラマを見てると車が生物のように見えてくる。
ずいぶん昔に、「バックドラフト」という映画を観たのだが、化学工場の火事で消防士の手から滑ったホースがブンブンと暴れてる姿が、まるで蛇みたいに見えたことを思い出した。
人間の道具ではなく「一生命体」として意志を持って動いているように見えたのだ。
それと似ている。
アウトバーンをぶっ飛んでいく車が、「キャー」と悲鳴を上げながら、回転しているように見える。
地面に叩きつけられた車も「あ~~」とか言いながらグッタリしているよう。
だから楽しいというよりも痛々しくて可愛そうという感情の方が強い。
今までまったく車に興味なかった私が、こんなにのめり込んでいるなんて…
大体、車の裏側(下っていうの?)を見たの初めてだもん。
私はオートバイオンリーで、車の免許持ってない。だから車の構造まったくわかりません!
エンジンくらいなら、わかるけど…。
そんな車たちの命がけのアクションを背景に、クリスとゼミルがこれまたすごいんだよね。
今回はクリス登場エピソードだったから、それほどでもなかったけどどんどん過激になっていく。
あ、そうそう、それと。
ドラマの中の風景がとても不思議。
アウトバーンコップの本部はケルン近郊の高速道路沿いにある設定になっています。
ケルンの観光名所の第一は、ユネスコの世界遺産で旧市街にそそり立つ世界屈指のゴシック様式の大聖堂でしょう。アウトバーンコップのロケは、ほとんどケルン周辺でおこなわれ、ケルンの大聖堂、ケルン市街などがたびたび画面に出てきます。
「アウトバーンコップファンサイト」からの引用。
路面が濡れていることが多いし空が曇ってる。ケルンはどんより曇った天気が多いみたい。
それも何だかドイツっぽいというのか(適当)。
こういう風景を見ていると、舞台になった場所を旅してみたいと思う。
アウトバーンをハーレーで走りたいね…
ハーレーではなくBMW(ベーエムヴェー)だな。
それにハーレーのレンタルバイクなんかないよね、ドイツなんだから。
とにかくドラマに出てくる風景や人間や道具が、いちいち珍しくて、そんなことを少しずつ日記にしていこうと思っているのである。