I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

REXシーズン5 #1のこと

イメージ 5REXシーズン5 #1
第1話「レックスの裁き」
Rex Rächt Sich(原題)

記念すべきREX"Staffel5"が始まった!

そして今日は、第3話、4話の放送。おちおちしていられないね(^0^;)

先日、シーズン4最終話で初代REX・Reginald君降板の記事を書きながら、ちょっぴり落ち込んでいたのだが、Reginald君のことはまだまだ書きたいことがいっぱいあるので(カワイイ写真もいっぱい!)書庫「REXとウィーン」で紹介していきたいと思う。
モーザーことTobiasさんのこともいろいろ紹介したいので、こちらもよろしく!

さて、今回は二代目・RHETT BUTLER君の初登場エピソードということで、冒頭からREX&アレックス朝の風景だったよ。なかなか粋な計らいだな~と思ったね。
新聞配達のお姉ちゃん(郵便配達みたいなカッコしてたな~)が配達した新聞をREXが取りにくるんだけど…。横顔がReginald君にそっくり!
「あれ? Reginald君?」って思ったのもつかの間、新聞咥えたREXのアップで、「あ~、やっぱり違った…」ってガッカリするんだな。

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このシーンは、REXの顔が明らかに違うことをファンに認めてもらって、二代目・RHETT BUTLER君を温かく見守ってね! という制作者側のメッセージのような気がした。
Reginald君の人気は絶大なものがあったと思うし、今回のエピソードは相当なプレッシャーだったんじゃないのかってね。
モーザーからアレックスにバトンタッチした時も、視聴率がズドーンと下がった過去もあったから、RHETT BUTLER君が認められるかどうかの大事なエピソードだったと思う。
あくまでも個人的な意見にすぎないが、新聞咥えたRHETT君のアップを見て寂しい気持ちになったものの、その後のアレックスとの絡みが超キュートでファンとしては認めざるを得ない雰囲気になるのよ。

イメージ 6アレックスが新聞と骨を交換した後、新聞でREXのお尻をポンっと叩くところなんか、一瞬の演技なんだけど、きゅ~んとしてしまったのも確かだね~。

さて、事件はアレックスが読む新聞記事から始まる…。
公園で野犬に首を噛まれて死んだ男性の記事だ。犬に噛まれたにしては噛み傷が少なすぎると不審を抱いたアレックス。警察犬ハンドラーとしては、この事件はスルーできないよね。
さっそく解剖をDr.グラーフに依頼すると…、男性の首をかんだのは長い牙の犬であることがわかったのだ。

今回は、もう一つ重要な事件が!
ヘララーの退職だ。
長期シリーズのドラマではよくあることだけど、ヘララーが辞めてしまうということは、シーズン1からの出演者はDr.グラーフだけってことになるんだよね…。
モーザーもシュトッキーもマックスもいなくなり、Reginald君も降板…、寂しい~~。

ヘララーのお父さんが亡くなり、レストランを継ぐことになったのね。
お母さん一人にしてはおけないっ言うのよ…。泣けてきたよ。
 
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「アレが食べられなくなるぞ…」というクリスチャン…。
「お袋のグヤーシュがあるから平気だ。最高にうまいんだ」と、ヘララー…。

何だかさ~、中学生の同級生が転校する友だちと会話しているみたいだけど、彼らにとって、「アレ」つまり「ヴルストゼンメル」が「癒し」になっていたことがわかるよね~。

イメージ 1ところで、グヤーシュ…。
REXシーズン2第4話「気に入らない写真」で、
レシピ紹介してるから、ご興味のある方はどうぞ!
ちなみに私は作ってみましたよ~! 
美味しかった!(自画自賛!)


さて、事件は意外な方向へと進んでいくのである。
被害者の男性を殺した長い牙の動物の正体は、すでに絶滅したオオカミだと判明。そして、被害者の衣服には動物の毛が一本も付着していないこともわかった。
絶滅した動物の化石を使って殺害したと推測して、その種の標本がある博物館を調査。
案の定、オオカミの化石が紛失していたことがわかり、そこのスタッフが闇で売っていたことがわかったのだ。

この事件、複雑な展開…。
地道な捜査と細かい物証を元に、ジリジリと犯人に迫っていくという感じでね~。
REXの活躍もあんまりなくて…。このタイトルの意味は何だ??って思ってたら、最後にたたみかけてきた感じだ。
犯人は、公園に野犬がいると見せかけるため、夜中に犬の不気味な遠吠えをテープで流し、公園に来た人間を、オオカミの化石の牙で首を噛んで襲っていたのである。
アレックスたちはその手口を使って、REXが犯人の家に侵入して怖がらせ、家を出たところを狙って、家宅捜査をするという作戦だ。なんで、こんな面倒な手段で家宅捜査するのかというと、捜査令状がとれるほどの物証がなかったからだけど、しかし、ちょっとね~。
ま、これもRHETT君の初登場エピソードということで、見せ場を作りたかったんだろうな~。その気持ちがわかる…。
で、RHETT君はというと、なかなか良かったんじゃないのかな~。
吠える声もReginald君と違って、太い声で迫力満点の声だったし。
やっぱ若いからか?

家宅捜索でオオカミの化石と犬の声のテープを押収して、犯人逮捕。
彼はなぜこんな事件を起こしたかというと、実は妻を殺して公園の湖に隠してたのね。それが発覚するのを恐れ、公園に来る人間達に野犬の噂を流し、公園に近づかないようにしてたわけです。
複雑な事件~~~~。
結局、REXではよく登場する身勝手な「アホたれ」犯人ということで、ストーリー的にはちょっぴり退屈だったかな~。

イメージ 2


エンディングはヘララーのお別れのシーン。
アレックスがヘララーとハグする場面や、ヘララーがREXとの別れを惜しみREXの大きな手を撫でたりして、ちっぴり涙が出そうだった。

イメージ 3

ヘララー、お疲れ様でした~。
そして、二代目REX・RHETT君! 
これからの活躍に期待してるからな(^_-)-☆