I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

REXシーズン7-13のこと

REXシーズン7-13
第13話「もうひとつの顔」 Der Fluch der Mumie(原題)


Servus! 本日はREXの木曜日です。
シーズン8どんどん進んでます(笑)

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さて、今回は冒頭シーンからワクワクだったねぇ!
いきなりミイラ!
ブカレストの博物館から盗まれた紀元前何世紀とかいうミイラがウィーンに届くわけ。
そのミイラを闇で取引する場面だ。古美術商とアメリカの大使官(だと思う)。
ここで取引成立するんだけど、実はもう一人買い手がいたわけ。
要はミイラの複製を作っちゃって、大使には偽物を売りつけようという魂胆なわけだ。
悪いこと考えるヤツはいくらでもいるもんだねぇ。

そして殺人事件です。
そう、ミイラの中味ね。本物の人間を殺さないとミイラできませんから…。
求人広告欄にCM撮影モデル募集を掲載し、そこに応募した男性がまんまと殺されミイラ作りが始まったのだ…


久々にREX&マークが自宅にいる風景が出ましたね!
どうやら殺人課は休暇らしく、マークは部屋でのんびり、REXはソファでゴロゴロ。
そこへ、ニキがベネチア旅行前の挨拶とか言っちゃって家に来るのね。
ミニのワンピースなんか着ちゃって、めちゃくちゃ女の子してました(笑)
一人旅か…。あんな格好でベネチアなんて危険過ぎるしマークに見せつけてるような。
この2人の関係もよくわからんよ。ま、社内恋愛を隠してるのかもしれないけど…。
ちょっとイライラするよね(笑)
そこへフリッツも旅の前の挨拶。仲良しの殺人課です(笑)

さて、事件の続き。
ミイラ作りのために殺された被害者には恋人がいた。
帰らぬ恋人を心配して捜索願を出すが、たらい回しにされて途方に暮れている彼女の話をマークが聞く。
捜査を進めるうちに不審な事件が発生。
地下水路近辺で不審者を見たという通報。そしてマークたちが現場で発見したものは…。
それは人間の臓器よ。しかも、心臓だけがない!いや~、怖いね。

ここで、初登場したのがREXの長靴でしたね(笑)
地下水路は汚れるからって、マークが用意した犬用の長靴! 可愛かった!
でも、あんまり役に立ってなかったよ(爆)
あんなに勢いよくバシャバシャと走っていくから、思いっきり濡れてました(笑)

Dr.レオの検視報告で、臓器と失踪した男のDNAが一致。
Dr.レオは、この被害者がミイラにされている可能性を示唆する。
マークたちは博物館に聞き込みにいき、ブカレストで盗まれたミイラとの関連を探る。
そして、腕のいい剥製作りの職人ならミイラの複製を作れるという情報を得るのね。

剥製と言って思い出すのが、シーズン3Epi3「博物館殺人事件」ですね!
REXのあり得ないミッション、剥製になりきって張り込みをするという…。
そして、あの博物館オヤジ!

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これは、先月REXロケ地探訪の旅で博物館に行ったmenhyakuさんが、犬科の剥製コーナーで撮影してきたものです! こんな風に並んで展示されてるのね! 
剥製って可愛そうな気もするけど、絶滅した動物もいるわけで後世へ伝える大事なものでもあるんだね。

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そして今回もたくさんの剥製に囲まれて不思議そうな顔しているREXがいました!
剥製作りの職人のところへ聞き込みに行くシーンだな。

今回、REXの印象的なシーンが多かったと思いませんか?
剥製に囲まれるシーンもそうだけど、博物館で聞き込みをしている時もね。



アヌビス (Anubis)という像をジッと見つめるREX。

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エジプトの中でも比較的に古い時期から崇拝されていた神でミイラづくりの神であり、犬またはジャッカルの頭部を持つ半獣もしくはジャッカルそのものの姿で描かれた。
これは古代エジプトにおいて、死肉を求めて墓場の周囲を徘徊する犬またはジャッカルの様子を死者を守ってくれているのだと勘違いしたと考えられたからである。また、そもそもアヌビスはセトのモデルとなった動物と同じく、ジャッカルや犬と似てはいるが現在は絶滅してしまった別のイヌ科の動物やまったくの想像上の動物であるとする説もある。その身体はミイラ製造時に防腐処理のために遺体にタールを塗りこみ黒くなるのに関連して真っ黒だった。(Wikipediaより抜粋)

このアヌビス像を見つめるRhett君、なかなかいい顔してたよね。
演技力ついてきたよ。表情に深みが出てきたというか。


そして、被害者の恋人が自殺するシーンでもREX大活躍!
首を吊ろうとしている彼女の背後に静かに回り、木にくくりつけてあったロープを危機一髪、ほどくんだ!

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さらに!
満を持して再登場!
Wurstsemmel(日本語:ソーセージパン)です!

あ~、懐かしい光景、REXが白い袋をくわえてオフィスに戻ってくる!
そしてみんなに配るんですよ~~~~~!

面白かったのはフリッツとマークの対照的な反応!

「おっ!」って感じで待ちきれなくてかぶりつくフリッツ。
「なにこれ?」って顔してSemmelの中味を確認して元に戻すマーク。

何だか可笑しかったよね?
マークはWurstsemmelが、あまり好きではないという設定か?
ま、とにかくREXファンとしてはWurstsemmelが戻ってきてくれただけで満足です!


事件はいつものように緻密な捜査を積み重ねて犯人の古美術商に辿り着くわけだが、取引相手がアメリカ大使ということで検事から捜査令状が出ない!

ここで疑問だったんだけど、REXに侵入させて死体(殺された被害者)を見つけさせる手順。あれは何?ってちょっとわかりませんでした。

ま、とにかくREXが被害者の死体を発見、現場に踏み込むが、補佐官が「私を拘束することはできない」って言ってパスポートを見せるやいなや、REXがパスポートをめちゃくちゃにしちゃうんだよ(爆)
さらには補佐官の携帯電話までぶっ壊しちゃう! いいのか、そんなことして?

REXだからいいのか…。

この時のマークの勝ち誇った顔もなかなかいけてました! 
貫禄出てきたな、マーク!

そして、犯人たちを無事逮捕!

エンディングは、REXとアヌビス像が向かい合い言葉を交わしているような神秘的な光景だったね。
今回はREXの活躍度も高かったし、テーマも面白かったし、何と言ってもWurstsemmel復活!
まぁまぁだったんじゃないのか!

次回もREXキュートなシーン続出で期待大ですよ!