2001年4月から出版部がスタートしたと同時に、私はもう一つ新しいことを始めた。
オートバイである。
22歳の時に自動二輪中型免許を取得し、しばらくはSUZUKI GSX250Eに乗っていたが、その後YAMAHAのオフロードバイクの中古車に乗り換えたはいいが、キックでエンジンをかけることに疲れてしまって、結局廃車にした。
そして長期間乗ることもなく忘れていたのに、1999年沖縄・小浜島でオートバイの楽しさを思い出す。
そして私は250ccのビッグスクーターHONDA FUSIONを購入した!
オートバイ関連の友人からバイク屋を紹介してもらい、速攻で購入。
さらに無謀にも、購入後2週間で箱根ツーリングに行くのである!
高速も初めて、峠を走るのも初めて、新しいバイクにまだ慣れていない状況で、誘われるまま行ってしまった!
あの時はみんな私に気を遣ってくれて、大変だったと思う。
感謝、感謝!
「高速を70キロで走るなよー」
と笑われてしまったが、とにかく必死について行くだけ。
ゴールデンウィークだったから、走り屋たちで混み合う前にと、早朝4時集合、8時には峠を登り終わった。
いゃ〜よく事故らないで帰ってきたよ。
買った当初は、この写真のようにガンメタだったが、その後、接触事故で転んで、ボディが壊れてしまった。
それを機に全部塗り替えたのが冒頭の写真とこれは前面からの様子。
大好きなスカイブルーのグラデーションっぽくしてもらったのだ。
その頃、出版部の事務所は南青山に移転。バイクファッションもどんどん派手になり😱😱😱革ジャンから毛皮、赤い革パンへと、変貌していく。
というか、冬のオートバイはめちゃくちゃ寒いのである!
真冬のバイク通勤はたまらなく寒い。
吉祥寺から南青山まで1時間の道のり、寒さに耐えられず古着屋で毛皮を買ってしまったのである。
新しい職場、新しいオートバイ、そして、書籍編集という新しい挑戦、私は見えない未来に向かって突っ走った。
ようやく自分が描いていた夢に到達できる!と微かな希望に満ちていたあの頃、人生後半戦で最も輝いていたかもしれないね…。
To be continued…