I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

Edge of Sixteen 70年代ROCKと青春②

すっかり忘れていた「なぜ?」を、今頃ほじくり返すのは「なぜ」なのか😂
そろそろ先が見え始め、人生終わる前に解明したい想いが強くなったのか…

 

さて、70年代ROCKと青春って銘打ってるけど、高1の時に70年代は終わるのよ。
だから、Deep PurpleLed Zeppelin、KISS、Pink Floydどれも全盛期ではなく、後追いで聴いてた。リアルタイムで全盛期だったのが、Cheap Trickだ。

彼らは1978年初来日、その後、日本から火がついて世界へ。私は、中学卒業直前の1979年3月20日のライブに、バンド仲間E君と一緒に見に行った。初めてROCKバンドのライブを経験したのがCheap Trickだったわけね。強烈だったな〜。

キラキラしてたな〜。

ヴォーカル・ロビンのブロンドがカッコよくて…。


偶然にも、今年11月〜12月に結成45周年での来日が決定していたのだが、公演延期になってしまって残念。再スケジュール後に、チケット取ってみようかな〜。
オリジナルメンバーで演奏してるってのも懐かしい。

 

さて、前回の「なぜ?」を紐解いていこう。

不良女子先輩のイビリから、学校一札付きNによって解放された私は、それ以来のびのび過ごすことができるようになった。
昼休みになると、Nは不良仲間と一緒に私の教室の前の廊下で、たむろするようになった。クラスメイトたちは、Nとは目を合わせないようにしてソワソワしていた(野良犬のケンカか😂)ま、それだけ、Nたちの威圧感が半端じゃなかったのよね。

 

髪は茶髪でリーゼント、応援団仕様の学ラン、やけに青白い肌に45度傾斜の薄いサングラス。ほら、湘南暴走族みたいな感じ。今ではこういうのって、絶滅危惧種かも。

 

そんな日々が続いた後、Nはとうとう私に接触してきた。

 

N「最近、大丈夫か? あいつらに何も言われてないか?」

私「はい。大丈夫です」

N「今日、帰り、時間ある?」

私「……。」

N「お前の家、○○だろ? 俺、今日バイトで街まで行くから一緒に電車で帰ろうや」

私・独白(やっぱり何か企んでる。恩着せがましく、私に何かを要求するつもりか?)
私「わかりました。じゃ、放課後に」

 

放課後、Nは教室まで迎えに来た。

 

私の高校は、市の中心街の駅から5つ目、郊外の高台にあった。

最寄りの駅からは徒歩15分だ。

私とNは、並んで歩きながら文化祭の話をした。私がバンドでキーボードを弾いてるのが、なかなかお気に入りだったらしいのだ。それで、友達になりたいと思ったと言うのだ。

 

私・独白(なんだか、ヤケに普通っぽい。腰砕け。斜に構えて損した…)
私「音楽は、好きですか?」

N「これと言って誰か好きってわけじゃねーけど。演歌なら歌えるよ(笑)」

私「ふーん」

N「でも、バンド良かったぜ」

 

なんか…、見た目と全然違って、ちょっとシャイ素直な反応が好印象だった。
なのにこの人、なぜこんなカッコして、不良やってんのかしら。
ケンカばっかりしてるって噂だし…。


晩秋の放課後、二人は高校生らしい会話をしながら電車に乗り、駅で別れた。
Nはバイトの喫茶店へ、私は自宅までの路線バスに乗った。

(C)Cheap Trick

To be continued….